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山口 徹治; 坂本 好文; 赤井 政信; 高澤 真由美; 飯田 芳久; 田中 忠夫; 中山 真一
Physics and Chemistry of the Earth, 32(1-7), p.298 - 310, 2007/00
被引用回数:43 パーセンタイル:72.99(Geosciences, Multidisciplinary)モンモリロナイトの溶解速度,水酸化物イオンの拡散係数及び透水係数をベントナイト-砂混合土圧縮体について実験的に調べ、定式化した。これらの式を用いてベントナイト系人工バリアの透水係数の変化を予測するために、物質移行-化学反応連成解析コードを開発した。
山極 満
Physics of Plasmas, 1(1), p.205 - 207, 1994/01
被引用回数:4 パーセンタイル:27(Physics, Fluids & Plasmas)イオンサイクロトロン周波数帯基本波加熱をともなうD(He)プラズマにおいて高周波誘起径方向拡散がトリトン燃焼にもたらす効果について解析を行う。トリトン速度分布関数は径方向拡散項を含むフォッカープランク方程式より決定される。高周波パワーがプラズマ中心に極度に局在化する場合には、トリトンは第2高調波共鳴による高周波誘起拡散のために中心から追いやられ、D-T反応による14MeV中性子放射プロファイルが極端に平坦化される可能性がある。このことは中性子計測のみを通してイオンの高周波誘起径方向拡散が実証されるかもしれないことを意味する。
山極 満
Plasma Physics and Controlled Fusion, 34(9), p.1503 - 1513, 1992/00
被引用回数:6 パーセンタイル:23.4(Physics, Fluids & Plasmas)高速イオンの空間拡散および直接損失が燃焼率におよぼす影響について、それらの効果を含むフォッカープランク方程式を解いて調べる。三重水素の燃焼率については空間拡散を導入して得られるのとほぼ同じ時間発展が損失時間を適当に調整することによって再現される。しかしながら空間拡散を伴う場合の14MeV中性子放射プロファイルは直接損失の場合よりもブロードとなる。Heの燃焼率に関しては両者の場合の差は比較的大きなものとなる。拡散的な損失がHe燃焼に対しても重要となる。三重水素燃焼率に対する荷電交換損失効果についても検討がなされる。全く損失を仮定しない場合の半分の燃焼率の減少がビーム入射プラズマにおいて妥当な中性粒子密度値に対して生じ得ることが見い出された。
後藤 頼男
Annals of Nuclear Energy, 18(8), p.455 - 465, 1991/00
被引用回数:3 パーセンタイル:40.8(Nuclear Science & Technology)PWRの燃料アッセンブリをひとつのノードと考えると、原子炉計算は応答行列法を用いると非常に容易になる。勿論燃料アッセンブリは非均質体系であるが、最近開発された非均質因子を導入すると「等価定理」が利用できて、反応率を保存した拡散コードによる均質計算が出来る。均質計算の結果を非均化するには、単一燃料アッセンブリの計算による補正因子をかければ良い。正方形についての応答行列の計算には群論が用いられているが、応答行列を求める場合の群の既約表現による境界条件が不充分であることが明らかになった。この欠点を改良するため正方形の一辺の半分についての入射カーレントを定義した。この計算法によると前述の境界条件が合理的なものとなる。
野々宮 厳*; 折居 茂夫*; 平塚 篤*; 原田 裕夫
JAERI-M 89-124, 80 Pages, 1989/09
本報告は、2次元燃焼計算及び燃料管理コードPHENIX、放射性核種の生成・崩壊量、崩壊熱及び線スペクトル計算コードFPGSのベクトル化について述べる。これらのコードでは燃焼計算のベクトル化が問題であったが、新計算アルゴリズムの導入により、(核種数)(チェーン数)のベクトル長でベクトル化することができた。全体として、VP-100におけるベクトル化版ベクトル計算は、オリジナル版スカラ計算に対してPHENIXコードで5.0倍、FPGSコードで4.1倍に高速化された。本報告では、ベクトル化版の評価に使用した入力データの概要、ベクトル化の方法、計算結果の評価、及びベクトル化の効果について述べる。
若林 徳映; 松鶴 秀夫; 鈴木 篤之*
JAERI-M 88-089, 36 Pages, 1988/05
本研究は、放射性廃棄物の固化体、外被層及び廃棄体収納容器から構成される複合バリア付き廃棄体の有する放射性核種漏洩の遅延または防止機能を評価することを目的とする。このため、廃棄体からの放射性核種の漏洩拡散過程を、ある厚さの外被構造を持ち、内部に放射性廃棄物固化体領域が接合する「不連続境界を持った1次元拡散問題」として定式化する方法を開発した。さらに、外被構造物表面からの核種漏洩量評価式と外被構造物及び内部固化体領域の放射性核種濃度分布式を導出した。
柳原 敏; 塩沢 周策
Journal of Nuclear Science and Technology, 24(11), p.897 - 905, 1987/11
被引用回数:2 パーセンタイル:29.78(Nuclear Science & Technology)原研NSRRにおいて反応度事故時における軽水炉燃料の破損挙動を究明するための実験を行い、照射後燃料棒の金相観察及び解析により、燃料棒の破損原因を検討した。冷却条件や仕様を変えて照射実験した燃料棒の金相観察の結果、これらの条件により、破損しきい値は異なるものの、破損の原因は全て酸化脆化であることが分かった。また、破損した被覆管は常に溶融により薄肉化しており、この領域は完全に脆化していた。さらに、被覆材内の酸素の拡散挙動を評価し、被覆管が完全に脆化するには、その温度が融点に達して薄肉化する必要があることが分かった。これは金相観察の結果と良く一致する。従って、燃料棒の初期破損は、被覆管温度が融点に達したか否かにより評価することができる。この結果は、反応度事故解析において、新しい仕様を持つ燃料棒の破損しきい値の推定や、様々な条件下における燃料棒の破損の有無を評価する上で有用である。
高野 誠; 滝川 好夫*
JAERI-M 84-242, 101 Pages, 1985/02
多目的高温ガス実験炉の炉心動特性を解析するための計算コードを開発した。本コードは、炉心の60度回転対称性を利用して、全炉心の1/6部分を3次元モデルにより取扱う。炉心の核的な動特性は、時間・空間依存の拡散方程式を時間に関し積分して解き、さらに熱的な動特性は炉心内に存在する冷却チャンネルの伝熱計算モデルを解いて表現している。また、制御棒を使用して原子炉出力や炉心出口温度を一定に維持するための制御系も組み込まれている。
板垣 正文
Journal of Nuclear Science and Technology, 22(7), p.565 - 583, 1985/00
被引用回数:37 パーセンタイル:95.34(Nuclear Science & Technology)抄録なし
石黒 美佐子; 古志 裕司*
Nuclear Science and Engineering, 80, p.322 - 328, 1982/00
被引用回数:6 パーセンタイル:75.22(Nuclear Science & Technology)拡散方程式の並列計算に関連して、特に処理の高速化が望まれる3次元問題を対象に研究する。3次元拡散コードにおいては、有限差分法を用いた場合には7点階差式で近似される中性子束計算、つまり「inner iteration」に大部分の計算時間が消費される。したがって、もしこの最もよく走行する部分がベクトル化できれば、並列計算能力を有効に利用できる。この論文でなされたことは、(1)7点階差式を、SOR、SLOR、改良SLOR、ADI、行列のブロック分解、サイクリック・リダクション法の6つの並列手法により数値実験し、その並列効果を測定する。 (2)拡散コードの並列計算について、原研で作成されたADCコードを例にして分析される。 この結果、7点解差式の解法には、ここで新しく提案された改良SLORが勝れていること、ADCコードの場合には、うまく行けば、その計算時間を30%程度に減らせることができることが判った。
石黒 美佐子; 古志 裕司*
JAERI-M 9235, 50 Pages, 1980/12
拡散方程式の並列計算が論じられる。ここでは、とりわけ高速計算が要望される3次元の問題に重点が置かれる。3次元拡散コードは、中性子の拡散を計算する7点階差式を解く部分、つまり、inner iterationに大部分の計算時間が費やされる。従って拡散コードはこの部分を並列計算することにより並列化の効果を上げることができる。ここでは主に、7点階差式の計算に関して、数値実験により各種解法(全部で6種)の並列計算への適用検討及び拡散コード:ADCの並列化を目的とした分析が行なわれる。この結果、ADCコードについては、SOR法によりinner iterationを並列計算すれば、計算時間は30%に短縮できることが判った。また7点階差式の計算については、反復回数の増加をうまく防いでいる改良SLOR法が?れていることが判った。
斉藤 玲子
Journal of Nuclear Science and Technology, 7(7), p.371 - 379, 1970/07
被引用回数:2抄録なし
斎藤 慶一; 中原 康明; 朝岡 卓見
日本原子力学会誌, 5(1), p.29 - 38, 1963/00
抄録なし